2019/05/06
うつ発生に関しては遺伝子による影響は否定はできません
家族や親せきにうつ病の人がいるとうつ病になる確率が高まると言われています。
それを裏付けるものとして一卵性双生児のうちの一人がうつ病になった場合、もう一人もうつ病になる確率は50~70%に上るという研究結果があるのです。
遺伝子が少なからず、うつ病に影響を与えているは確かと言えるようです。
但し、遺伝子だけの影響でうつ病が発症するわけではありません。
あくまで確率が高まるというだけで、家族や仕事、学校などの環境に問題が無ければ発症しないこともあります。
生まれ持った性格や気質がうつの原因にもなる
うつになりやすいタイプべ別性格
1、「執着生活」
まじめで几帳面
責任感・正義感が強い
勉強熱心で完璧主義者
思い込みが強い
気分転換が図れない
2、「メランコリー親和型性格」
まじめで几帳面
秩序を大切にする
人との円満な関係を望む
頼まれごとが断れない
争いを避ける
これらの性格型の説ではいわいゆる頑張り屋さんの優等生にうつになりやすい傾向があることがわかるかと思います。
以外と思われる方もいるかもしれませんが、気分転換や息抜きをすることがなかなかできず、他人との関係を無理をしてでも円満に保とうと無理をしがちである性格ということを理解すれば、納得もできます。
このような性格の方は知らないうちにストレスを溜めこんでしまい、お家のブレーカーが落ちるのと同じようにそのひとのキャパシティーを越えてしまうと、うつに陥ってしまいやすくなります。
またそのうつのブレーカーが落ちるのは性格だけではもちろんありません。
遺伝子同様、周りの環境的ストレスも関係してきます。