発達障害から小児うつへ

うつ病の原因になりやすい発達障害

「注意欠陥障害・多動性障害(ADHD)」

集中できない
順番が待てない
授業中に動き回る
衝動的な行動をする

「学習障害(LD)」

読む、書く、計算するといった学習行動が苦手

「発達性強調運動障害」

運動が苦手で手先が不器用

「自閉症スペクトラム障害(ASD)」

人とのかかわりがマイペース
コミュニケーションが苦手

「知的障害」

知的能力に遅れがある

これらの症状は、軽いものから重いものまで人によって異なり、単独の症状であったり合併していることがあります。
子供は発達障害によるストレスが周りに理解されなかったり、突飛な行動からの周りからの叱責が重なることで、うつといった症状へ繋がっていきます。

<発達症状からうつ状態への流れ>

1、一般的な行動と異なる突飛な行動や能力が見られる

2、周囲からの無理解・叱責が続く/無視・いじめがある

3、無力感・孤独感が募ってうつ状態になる

[親は見逃しては行けない子供が発する特有のサイン]

大人とは違う子供のうつ特有のサイン

大人のうつは気分が滅入ったような状態が続くといったような、自分のつらい気持ちを説明することが出来ますが、子供はそういった気持ちの状態をどう表現したらいいのかわからないため、身体の不調に置き換えてSOSを発信することが多くあります。

<特有のサイン>

腹痛
頭痛
急に泣き出す
眠れない
食欲がない
疲れやすい
興味が薄れる
赤ちゃん返りをする
学校に行きたがらない

ほとんどのお父さんお母さんはこういったサインをあまり認識していないため、子供の言葉をそのまま受け取ってしまい、内科などを受診しして身体自体は問題ないとの診断を受けると、子供特有のグズリ程度と判断して、うつのサインを見逃してしまいます。

その上、グズッテわがままを言っていると思い「ちゃんとしなさい!」などといった強い口調でしかりつけてしまったりしてしまいます。

このサインの見逃しと叱責はとても危険です。
まだ軽かったうつ状態が一気に加速して重症化する引き金にもなりかねません。

そのため、周りの大人は子供の発しているサインに対して早い段階で気が付き、早くに対応することが重要です。