2019/09/22

小学生の子を持つ親として実際に自分の子供ってどうなんだろうって思ったことのある親はほとんどの方が一度は思われたことがあるのではないかと思います。
現在、発達障害と呼ばれる児童(小中学生)は40人学級で1クラスにつき以前は1~2くらいだったのが、2~3人いると言われ、人数は増加傾向にあります。
発達障害の原因は多岐にわたり、不明な点が多く残されている。複数の要素が関係し、遺伝的、胎児期の保健状態、出生時の環境、感染症、環境要因などが挙げられていますが、1990年テキサス大学のDr.ケネス・ブラム教授(精神薬理学、遺伝子学)によって「ドーパミンD2受容体のA1対立遺伝子」という遺伝子の異状があると発見されました。
この遺伝子の異状をもつ子供達には脳内の報酬系と呼ばれるところで、正常にドーパミンの伝達が行われない可能性があります。
ドーパミンという化学物質は中枢神経系に存在する神経伝達物質で、「意欲」「運動」「快楽」に関係する神経伝達物質で、「気持ちが良い」「心地良い」と感じると出るといわれています。
脳報酬系に生まれつき問題があり、正常にドーパミンの伝達に異常があることにより、「衝動性」、「強迫性」といった問題が発生する可能性をがあり、これを報酬欠陥症候群といいます。
報酬欠陥症候群の対処法には「心理療法」、「行動療法」、「薬物療法」が有効的とされています。
これらの有効的とされているものは、簡単に言えば「心身(心と身体)」のストレスケアがとても大切だと思ってます。
ストレスケアとは人それぞれ、心も身体もストレスを受け止めるキャパシティ(容量・うつわ)は違い、下図のように様々なストレスが器からこぼれると、様々症状今回は発達障害として現れます。

心身のストレスとは「精神的ストレス」、「季節的ストレス(寒暖)」、「化学的ストレス」、「構造的ストレス」により分けられます。ストレスというと嫌なことがあった際などの、精神的ストレスだけが一般的なようですが、心身に与えるストレスはこのように多岐にわたります。
4つあるストレスのうち、季節的ストレスに対しては衣服や部屋の温度管理などで対応することがとても大切です。
化学的ストレスとは薬やサプリと思われがちですが、人体に摂取するものの大半は飲食物ですから、暴飲暴食を控えて健康的な食生活を行うことがとても大切になります。
構造的ストレスとは身体的な問題ですから、身体のゆがみが生じていることで身体のバランスが悪くなってしまうと体液の循環が悪くなり疲れやすい体になってしまいやすくなります。
特に身体的ストレス=疲労とも言えます。疲労してる身体に精神的・季節的・化学的ストレスに対しての抵抗力が減退しているため、より大きくストレス受けてしまいます。
例えれば、体調が悪い時に嫌なことを言われれると、いつも以上に嫌な気持ちになったり、酷暑のとき普段でもつらいのに体調が悪い時とより負担に感じたり、体調が悪い時に食べ物を食べても美味しくもないし、吐き戻してしまうことがあったりする方もいます。
そのため、身体の構造的問題を正常化させておくだけでその他のストレスに対しての防御態勢を構築することができるのです。
発達障害を発症する要因があったとしても、そのキャパシティを超えなければ症状として表面に現れるケースは大幅に減少していきます。
もし、うちの子もそうかな?と思うことがあるかと思います。一般的に子供ってくすぐったがりですが、身体のゆがみが強く疲労が溜まっていると、ものすごくくすぐったがります。特に背中で肩甲骨の内側ですね、ちょっと円を描くように触ると飛び跳ねて逃げます、自律神経が過敏に反応している証拠ですね。
これに当てはまらない子もいますが、8割近くは当てはまります。
うちの子もそうかもと思ったら、是非ご相談ください。