2020/08/18
<腰の痛みではなくお尻の痛みは坐骨神経痛かもしれません!?>
おしりが痛い!
ピリピリして電気が走るといった症状を感じたら坐骨神経痛かもしれない。
そのうえ、おしりだけでなく太ももにまでしびれるような痛みを感じたら、
坐骨神経痛が悪化してきています。
一般的に坐骨神経とは下部腰椎から下肢に伸びている太い神経で、
坐骨神経痛の原因は椎間板ヘルニアが引き起こしていると考えられがちです。
坐骨神経痛の原因は椎間板ヘルニアだけではありません!
坐骨神経の通過するライン上にある骨や筋肉が、
悪影響を及ぼすことで坐骨神経痛を引き起こしていることがあり、
その多くの原因は骨盤と股関節を結ぶ「梨状筋」に異常がある場合が多く見受けられます。
坐骨神経は梨状筋を通過して足先まで伸びている神経です、
そのため、梨状筋が伸びて硬くなってしまうと坐骨神経は圧迫されてしまうことで、
おしりや太もも、ふくらはぎに痛みやしびれが生じることがあります。
この梨状筋に問題があることで生じる坐骨神経痛は、
梨状筋の調整を行えば痛みは一時的に緩和します。
但し、長年臨床を行っている中で梨状筋だけの調整では完全には良くならないことが多い。
理由としては梨状筋の起始部と停止部がつながっている仙骨もしくは股関節にゆがみが生じていた場合、
再び梨状筋に問題が再発するためです。
そのため完全にこのタイプの坐骨神経の今痛みを解消するには骨盤や股関節の矯正はもちろん、
梨状筋の調整を行うことで改善が可能となります。