2020/09/26
<イライラしてる原因は機能性低血糖症>
ちょっとしたことですぐにカッとして、感情の起伏が激しくキレる方がいます。
特に成長期~思春期に子どもたちにに多く、その原因として機能性低血糖症である可能性があります。
人は食事などで血糖値が上がると、すい臓から血糖値を下げるためのインスリンが分泌されます。
体内吸収の早い精製白砂糖を大量に含む食品ばかり食べていると、
体内血中濃度の急激な上昇と下降を繰り返すことになります。
それによってすい臓が血糖値のわずかな上昇に対して過剰に反応しインスリンを分泌することで、
今度は血糖値が急激に下がります。
すると、眠気や集中力の低下、疲労感、頭痛、手の震えなどの症状が起きてきます。
その症状に対して、今度は下がった血糖値を上げるために血糖値を上げるためのホルモンである
アドレナリンやノルアドレナリンが分泌され、
イライラ、恐怖感、不安感、抑うつ感などが起こり、人によっては攻撃的になることもあります。
このとき、ストレスを感じストレス解消のために甘い物を食べたり、
甘い飲み物を飲んだりすると再び血糖値のアップダウンが起こり、
機能性低血糖症の症状が繰り返されていきます。
機能性低血糖症の対処方法は、基本的に食事療法が中心です。
食物繊維を増やし、低糖質・高タンパク質な食事を心がけることが重要となり、
血糖値を上げないために、脂質も上手に使うことも大切です。
<機能性低血糖症の原因は>
・糖分の過剰摂取による膵臓機能の破綻
・アルコールの多飲
・カフェインの過剰摂取
・腸内細菌叢のアンバランス
・不規則な食事
・ストレス
・アルコールの多飲
・カフェインの過剰摂取
・腸内細菌叢のアンバランス
・不規則な食事
・ストレス
<機能性低血糖症対策について>
機能性低血糖症対策は、食事療法が中心となります。
大切なのは急激な血糖値の乱高下を起こさないで、適切な栄養を補給ができる食事の摂り方がです。