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DNAによる肥満傾向

肥満の傾向にはDNAが大きく関係している

肥満遺伝子を大きく「内臓脂肪型=りんご型」「皮下脂肪型=洋なし型」「やせ型=バナナ型」の3つ。
フルーツに別けて書いたのは、それぞれのフルーツの形状のように別けたものです。

<リンゴ型>=内臓脂肪がつきやすく、お腹周りが出っ張った「リンゴ型肥満」になりやすい

日本人の約34%がこのタイプです。
糖質を過剰に摂取すると、お腹周りに脂肪がつきやすい体質。
見た目は「ポッコリ」としたお腹が特徴。

リンゴ型の解消法は糖質制限を積極的に行うこと!
夕食だけ炭水化物制限するなど無理のない範囲で続けることが大切です。
運動は脂肪を燃焼させる有酸素運動を、1日当たり普段より30分多めに歩くことです。

<洋なし型>=下半身を中心に脂肪がつきやすい「洋なし型肥満」になりやすい

日本人の約16%がこのタイプです。
脂質の代謝が低く、下半身に脂肪がつきやすい体質。
見た目は下半身が「どっしり」したのが特徴。

洋なし型の解消法は、脂肪分の多い食事を控えるのが基本ですが、脂肪を取るなら動物性脂肪より植物性脂肪を心がけることです。
動物性脂肪では、魚、鶏肉、獣肉の順に優先。
運動では有酸素運動に加えて筋力トレーニングに力を入れる必要があります。

<バナナ型>=脂肪がつきにくく、やせてひょろっとした「バナナ型」

日本人の約16%がこのタイプです。
筋肉がつきにくい体質。
サルコペニア肥満で、筋肉が減った分、脂肪がつきやすい。
バナナ型の解消法は、筋肉を増やす必要があるためタンパク質を積極的にとる必要があります。

肥満の原因

運動では筋力トレーニングを重視し、筋力が増えると安静状態での消費カロリーが増えて、肥満予防が期待できます。

ダイエットしているのになかなか痩せられないとお思いの方は多いかと思います。
それは、普段の生活習慣を見直さないままやみくもにダイエットしているからではないでしょうか?
たとえ痩せても、生活習慣が悪いままでしたらリバウンドするのがオチです。
大切なのは肥満を作っている原因を知り、それを改善することです。

<運動不足>

車で移動することが多い人や、デスクワークが多い人は、運動不足になりやすい。
運動不足だとカロリーがほとんど消費されません。

<ストレス>


ストレス解消のために必要がないのにどうしてもついつい食べてしまう方は、過食を招き肥満の要因になりやすい。

<偏食>

よく耳にする「炭水化物を摂取しない」「バナナだけ食べる」ようなダイエットは長続きせずリバウンドしやすいものです。
また、朝食を抜くと交感神経が鈍くなり、脂肪が燃焼しにくくなります。

<睡眠不足>

睡眠不足になると、食欲に関係するホルモンのバランスが崩れて、甘いものやコッテリしたものが食べたくなり、ついカロリー方になりやすくなります。

<低体温>

低体温とは平熱が35度台のことで、体内で作られる熱が少ないため消費カロリーが少なく太りやすい。運動不足や食生活の乱れを正す必要があります。

<週末戦士>

普段の生活ではあまり体を使わないのに、週末だけ激しく運動するような方を週末戦士といいます。慣れない状態で一気に筋肉や関節に負荷をかけるために、筋肉や関節を痛めやすく、かえって日常的な運動の弊害にもなります。

[肥満についてあれこれ]

日本人は欧米人に比較して太っている人の割合が少なく、その数はおよそ10分の1と言われています。

しかし、いったん太ってしまうと体質的に生活習慣病になりやすく、生活習慣病リスクが2倍になる境界線も欧米人がBMI30に対して日本人はBMI25と、実は欧米人に比べて、日本人は”肥満に弱い”人種といえます。

そのため、日本肥満学会ではBMI25以上を「肥満症」と定義して、減量に取り組むよう指導しているのです。
※BMIとはBody Mass Indexの略称。
体重(Kg)÷身長(m)÷身長(m)
例:体重75kg身長180cm 75÷1.8÷1.8=23.15

BMI値 ※BMI35以上は高度肥満

18.5以下     低体重
18.5~25未満  普通体重
25~30未満    肥満+1
30~35未満    肥満+2
35~40未満    肥満+3
40以上       肥満+4
さまざまな病気の原因となりえる肥満

肥満を放っておくと、いつのまにか生命にかかわる問題を引き起こす要因になるというのは、決して大げさな話ではありません。

<三段階でつく脂肪「皮下脂肪」「内臓脂肪」「異所性脂肪」>

脂肪はまず皮膚の内側の組織につき始め、その許容量を超えると腸などの内臓周りにこびり付き、
更にその内臓の許容量を超えると心臓や肝臓にこびり付きます。
皮下脂肪に比べると、内臓脂肪や異所性脂肪は燃焼しやすいという特徴があります。

<メタボリックシンドロームは生活習慣病のもと>

メタボリックシンドロームとは内臓脂肪がついてもお腹がポッコリ出た状態の内臓脂肪型の肥満に加えて、「高血糖」「高血圧」「脂質異常」のうちいづれか2つ以上をあわせもった状態のことです。
それによって、糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病にかかりやすくなります。

それ以外にも、メタボリックシンドロームなってしまうことで、動脈硬化が進行してしまい、最終的には脳卒中や心不全、じん不全など重大な病気を引き起こされます。
このように様々な病気がドミノ倒しのように発症していくことを「メタボリックドミノ」といいます。


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