京成本線 京成中山駅3分
中央・総武線 下総中山駅4分
千葉県市川市高石神33-14 1階
平 日 9:00~13:00/14:00~20:00
土曜日 9:00~13:00/14:00~17:00
日曜日 9:00~13:00
TEL
047-336-5679

不妊症なのかな?と不安な方へ

 

不妊の原因にはどういうものがあるのか?概要を知っておくと調べる際にわかりやすくなるかもしれません。
 
<女性側の不妊原因は主に5つ>
①ホルモンの問題
②卵子の問題
③卵管に問題がある
④子宮の問題
⑤原因不明の場合もある
 

①ホルモンの問題
脳下垂体や卵巣に病気(腫瘍・嚢胞など)があってホルモンが出すぎたり出なさすぎたりという場合がある。
=高プロラクチン血症、甲状腺機能低下症、多嚢胞性卵巣症候群、早期卵巣機能不全など。
→卵が産まれない=排卵障害が起こって無月経になったり、月経不順が起こる。
 
②卵子の問題
卵子の奇形、十分な発育がない、卵子がない=自分が胎児のときに卵子が形成されなかったなど。
 
③卵管に問題がある
卵を吸い上げられない(卵管采での問題)
卵管がつまっている・周りの組織にくっついて働きが悪くなっている(癒着)。
→卵子や精子の行き来ができなくなって受精ができない。
 
④子宮の問題
筋腫があったり、子宮奇形(形の異常)があって受精卵が着床できない。
子宮頚管(子宮体部と膣の間の所)で頚管粘液が少ないため精子が卵管に到達しずらくなって、受精しにくくなる。
 
⑤原因不明の場合もある
上記のような原因が特定できないことも多いようです。
身体的機能低下によることが原因である可能性が高いと思われます。要するに身体的バランスの悪さと疲労。 

男性側の不妊原因は主に2つ
①精子の問題
精巣で精子が作られない。
→男性不妊の70%以上を占める、しかも原因不明が大半。
 
②精管の問題
精子が通る管=精巣上体、精管膨大部で炎症などがあり通れない。
→射精しても精液の中に精子が少ない。
 

<不妊症に以下のようなことがある事が多い>

①もともと生理不順だったり生理が来ない。
 
②病気ではないが心配事がある、緊張を強いられることが多いなど。
メンタルは身体の働きと密接な関係の為、脳の中から分泌されるホルモンの分泌に影響される。

③慢性疲労で、最近痩せすぎ(上記の心配事・緊張感、ダイエットなど)。
疲れていると身体が動かなくなるのと同じように、子宮などの内臓や、ホルモンを出す脳下垂体も動気が弱まります。
また、ホルモンの材料は脂肪です。痩せてしまって材料がなくなればホルモンが出づらくなります。
 
④生理痛などは筋腫のサインかもしれません。一度婦人科に相談するのも大切。
 
⑤男性側でいえば、下半身(特に股間)が温かくなりすぎている。
精巣が下着などが密着した状態が続きムレムレで熱を持った状態だと、熱に弱い精子は正常に働く事ができなくなります。通気性の良い下着なども検討してみてください。
 

妊娠するということは女性の卵子と男性の精子が出会わなければ成り立たないもの。
男性側の問題による不妊も実は1/3~1/2あるといわれているようです。
ということは不妊症の検査を女性任せにだけしておいては原因を見落としてしまうかもしれません。
女性側にも男性側にも原因がないかどうか調べることはとても大切です。
また妊娠は単純なものではないので、原因が1つとは限らない場合も多々あるようです。

 
原因が特定できないことも多いようで対応に困ることもあるかもしれません。

我々整体師が不妊症にお手伝いできる事があるとしたら、身体のバランスを整えることによって自律神経の働きが正常に働き始めることで、ホルモンの分泌を促すことにご助力できると思います。

特に、臨床の場で多く感じることは、不妊にお悩みの方の多くは皆さんおつかれです。それは、身体的、精神的問題両方に影響を与えます。

その為、まず身体的なバランスを正常化することで、疲労を蓄積しにくい体に戻す事がとても大切です。

また、身体的バランスの悪さの特徴でいうと骨盤はほぼ歪んで、子宮を支えるべき骨盤底筋が異常なほど硬く片方に歪んでいる事が多い事が多いです。また、頭蓋や上部頸椎も硬い方が多く見受けられます。

当院としても、少しでも不妊症にお悩みの方のための助けになれればと思っておりますので、お悩みの方は是非ご相談ください。