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ストレス反応の起こるメカニズム



<ストレスとは>

基本的に外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のことです。
その外部からの刺激には、主に4つあるといわれています。
1,身体的ストレス=運動や睡眠不足などによる疲労
2,季節的ストレス=季節的な気温や湿度の変化や花粉など
3,薬物的ストレス=薬はもちろん日々の食生活による影響
4,精神的ストレス=一般的にストレスと言われる代名詞(人間関係や社会的要因)
※以下にてストレスパターンと自律神経のバランスと症状について書かせていただいています。
https://www.takaq-chiro.com/jiritsusinkei

<ストレスを受けた際の身体的作用>

ストレスを受けると以下のような様々な身体的反応が起こります。
・心拍数の増加
・血圧の上昇
・呼吸数の増加
・発汗
・潰瘍形成
・免疫機能の低下 など
但し、ストレスの種類によって経路は異なります。

身体的ストレス=末梢からの情報が直接視床下部の室傍核に伝わる。
精神的ストレス=大脳皮質や大脳辺縁系が興奮し視床下部の室傍核に伝わる。
最終的に視床下部室傍核に伝わる点では、身体的・精神的ストレスも一緒です。

このように「視床下部室傍核
」が対ストレスの指令室となります。
この視床下部室傍核から「下垂体」と「副腎」と「交感神経系」へと指令が伝達されます。

指令を受けた下垂体と副腎は、受けたストレスに対応するために、
体内を調整するための調整ホルモンを分泌する働きを行い、
交感神経系と共に心臓や筋肉に働きかけて、様々なストレス反応を引き起こします。

<ストレス反応に対する調整法>

このように、ストレスによって起こっている身体的作用を抑制するのに効果的なのが、
視床下部と下垂体の抑制になります。

特に視床下部の真下にあり、下垂体を収めるトルコ鞍のある頭蓋骨の中心に存在する
「蝶形骨」の調整がとても重要になります。
併せて、連動するまわりの頭蓋骨の調整を行うことにより、
ストレスによってもたらされる反応に対して抑制ができます。

蝶形骨はこめかみの位置にある頭蓋の骨です。
皆様も無意識のうちに触れてストレスに対応されている方も多いかと思います。
ご自身で行うストレス対応のの一つとして軽く触れてあげるだけでも効果が現れますので、
お試しください。

ちなみに、外部ストレスによるアレルギー反応である「花粉症」は上顎洞の炎症により反応が強く出ます。
そのため、上顎の骨である上顎骨が固いと反応が強く現れますので、
鼻の横から頬骨に向けてマッサージすると花粉症の方は痛みを感じられる方が多いので、
そこを緩めてあげると、スッと楽になる方が多いです。
花粉症はホルモンの影響もあるのでそのほかに、内臓調整も行うと効果的です。