2020/05/19
サツマイモの効用を調べてみると、
① ベータカロテン、食物繊維、カリウムが便秘を解消し、ガン予防、老化予防になります。
② コレステロールの低下に役立ち、高血圧予防、全身の筋肉を衰えさせない効果があります。
③ 蒸かしたサツマイモは、腎を補養し、胃腸を丈夫にします。
サツマイモの原産地は中南米とされています。
大航海時代に全世界を渡り中国に運ばれたとされています。
16世紀に宮古島を経て九州に渡来し、徳川吉宗の頃に青木昆陽が薩摩国から小石川植物園に運び、
幕張や九十九里での試験栽培を経て東日本に広まったとされています。
お年寄り達は、戦時中や戦後には主食の代わりとしてよく食べたとのこと。
ジャガイモのビタミンCは加熱しても85%以上が残ると言われていますが、
サツマイモでは90%もあると言われています。
風邪の季節には重宝する栄養源です。
サツマイモの主成分はデンプンで、料理以外にも焼酎やお菓子などにも利用されます。
でも、エネルギーは米などの3分の1なので、カロリーの気になる方は、
ご飯などと一緒に食べることをお勧めします。
また、粗繊維が多いため、食べ過ぎると、
胃や腸内で多量の二酸化炭素を発生させ膨満感やゲップなどの原因となります。
でも、よく煮ることで二酸化炭素の発生は抑えられます。
漢方の古典『本草綱目』には、「サツマイモは虚を補い気力を補益し、
脾胃の機能を強化し、腎虚を強壮にする効果あり」とあります。
端的に言うと「サツマイモには生命力を養って、五臓六腑を肥やす作用がある」ということです。
健康増進のために医食同源は1970年代に造られた新しい言葉です。
でも、古くから病気の予防に食は取り込まれ、用いられていたようです。
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